ハルキストの僕が異世界に召喚された件についてwwww

みたいな「なろう小説」書いたら売れないかなと妄想しています。いえ、なろう小説は読んだことないのですが、イメージで。



『ハルキストの僕が異世界に召喚された件についてーーーー異世界の始まりとハートフィールandワン・ランド』

 今まで音楽を再生していたスマートフォンが音楽を切り換えるために、一時的に静かにぬる。僕は雨が降り始めたことに気づいた。コーヒーを一口飲む。まるで、ガソリンのような味のする不味いコーヒーであったが、今は何も飲まないよりはましだと僕は思う。コップをテーブルへ置いた時、ローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」が流れ始めたら。この曲はいつも僕を混乱させる。僕は手を前に組み、静かに目を閉じる。
 神崎サキ。あの時、彼女はどのような気持ちでこの曲を聞いていたのだろう。彼女の最後に言った言葉はどのような意味だったのだろう。
 その時、ふいに僕の耳元で低くて野太い声がした。「ヒラカレタ・・・イマ、ヒラカレタ」。同時に「ブラウン・シュガー」の音が聞こえなくなった。同時に一陣の風が吹き抜ける。
 僕は驚いて目を開ける。そこは鬱蒼とおいしげる森の中で、太陽の光を背の高い木々が遮っている。どこか遠くで地鳴りにも似た怒声があがった。僕は、何がなんだかわからずに、辺りを見回した。
 「このハートフィールで何をしている。」
 後ろを振り返ると耳の尖った綺麗な女性が弓を僕に向けていた。
 「ガソリンの味のするコーヒーをすすりながら、 「ブラウン・シュガー」を聞いていたはずなんだ。」
 女性は不思議そうな顔をする。
 「僕も何がなんだかわからないんだ。これから、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読み直そうと思っていたところなのに。」
 女性はしばらく僕の目を見てから弓を下げ、「武器も持たずにこんな場所にいるのは危ない。グドラの兵に見つかれば殺される。早くここから離れろ。」と言った。
 「もう、さっぱりだ。」と僕が言い終わった瞬間、女性は再び弓を構え直した。しかし、今度は僕の方ではなく、自分の右側の方向に対してだ。
 「追い付かれた。すまないがどっかに隠れていろ。」
 弓の構えられた方を見た。
 「未だに良くわからないけれど、一つだけ分かったことがあるよ。このあと、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読むことは出来ないんだね。」
 そして、僕は歩き出す。
 「やれやれ。」僕は無双した。




 見たいな感じで考えたのですが、どうでしょ。戦闘シーンは全て「やれやれ」僕は無双した。で片付けたて、ピンチや挫折のない「なろうスタイル」を確保すると同時に、村上春樹のオシャレズムを至るところに敷き詰めていけば、アニメ化したりして金入ってこないかな?wwww
 バカなこと言ってないで、仕事しよ。
 ちなみに、私は村上春樹では『鼠三部作』、『ノルウェーの森』、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』が大好きです。